・ロングテールキーワードって何?
・記事の検索順位が中々あがらない
・探し方を実例つきで教えて
今回はこんな疑問にお答えします。
ロングテールキーワードは、複数の言葉を組み合わせて検索されるキーワードのことで、個人アフィリエイターや規模の小さい会社が生き残るために必須のSEO対策です。
けれども、ロングテールの探し方や選び方を抑えておかないと、一向に書いた記事の順位が上がらない恐れもあります。
そこで、今回はロングテールキーワードとは何なのか。
そのメリット~探し方を【実例つき】で解説していきます。
この記事は2024年4月11日に修正していますがまだ修正途中です。GoogleのSEOは変更する可能性があるため、こちらに書いてある内容を閲覧している時点では、変更されている可能性もあります。
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、「大学生 東京 バイト」といった、複数の単語をかけ合わせて検索されるキーワードのことです。
検索数が少ない分、そのキーワードを狙ったライバルも少ないので、検索上位を取りやすいのが特徴的です。
図解すると、こんな感じです。
もちろん、「検索ボリュームが少ない=ライバルの数が少ない」わけではありません。
(例えば、アフィリエイト商品などは、検索ボリュームが少なくても競合が多かったりします)
しかし、大抵の場合ロングテールキーワードはライバルの数を減らしてくれるので、特にブログ歴が数年に満たない個人アフィリエイターは、積極的に活用していきましょう。
ロングテールキーワードのメリットとデメリット
ロングテールキーワードのメリットとデメリットを紹介します。
ロングテールキーワードのメリット
・競合サイトの穴をみつける
・CVR(成約率)が高くなる
・自然な内部リンクを貼りやすい
・安定的に集客できる
競合サイトの穴をみつける
ロングテールキーワードは、ニッチな記事コンテンツになるため、競合相手が減るメリットがあります。
例えば、「海外旅行」という記事なら、トラベルコやJTBなど、大手の旅行会社が検索上位を独占しています。
「海外旅行 ショルダーバッグ 防犯」といった具体的なキーワードなら、大手企業がカバーしきれていないケースが高いので、個人アフィリエイターや規模の小さい企業サイトでも勝つチャンスがあります。
ポイント
目安として、狙いたいロングテールキーワードでgoogle検索を行った時に、検索1ページ目の記事の半分以上が個人ブログなら、勝負する価値ありです。
CVR(成約率)が高くなる
ロングテールキーワードは、より具体的なキーワードを狙う戦略なので、記事のクリック率やCVR(記事内で紹介している商品の成約率)を上げるメリットもあります。
例えば「海外旅行 ポケットWiFi」というキーワードを狙う場合、ユーザーの検索意図は「海外に行く際に便利なWiFiが知りたい」と分かりますよね。
その検索意図に沿ったコンテンツを書いていけば、必然的にクリック・成約率はUPします。
一方で、「海外旅行」というキーワードのコンテンツを作った場合
・「おすすめの海外旅行先が知りたいのか」
・「海外旅行に行く際の持ち物が知りたいのか?」
ユーザーの検索意図が全くわからない、ページができてしまいますよね。
このためキーワードを決める時は、できるだけ具体的にすること(ロングテール)を心がけましょう。
ちなみに検索意図を対策することは、書いた記事のクリック率を上げるための大切な要素です。
ロングテール戦略と組み合わせることで、強力な力を発揮します。
対策できていない方は、下記記事を併せて参照ください。
自然な内部リンクを貼りやすい
ロングテールキーワードのコンテンツは、ニッチでユーザーに分かりやすいコンテンツになるため、内部リンクで繋げやすいメリットがあります。
例えば、「海外旅行 ベルリン」・「海外旅行 バンクーバー」etc…であれば
「海外旅行のおすすめスポット8選」のような、まとめページにリンクすることができます。
つまり、ロングテールキーワードで検索上位を量産できれば、内部リンクを使ってビッグキーワードにアクセスを流すことも可能という訳です。
また、GoogleからSEO対策として関連性が高く評価されるため、ロングテールのコンテンツは、内部をリンクで張り付ける事を推奨されています。
重要な話なので、内部リンク対策が、理解できていない方は、この機会に復習しておきましょう。
安定的に集客できる
多数のロングテールキーワードのコンテンツで検索上位を取れていれば、googleアップデート等で個々のページに順位変動が起きたとしても、アクセス源が多いので、大きな影響を受けずに済みます。
一方で、ビッグキーワード頼みで、コンテンツを作成してアクセスを獲得しているサイトは、そのキーワードがダメになった際、収益損失が多くなるので危険です。
リスク分散という面でも、ロングテールキーワードを意識したコンテンツ対策は大切になってきますね。
ロングテールのデメリットは?
ロングテールキーワードって神様みたい
そう思われそうですが、そんな訳ではありません。
ロングテールキーワードはライバルが少ない分、検索ボリュームも少ないです。
そのため、コンテンツを量産してアクセスを増やすことが大前提になってきます。
言い換えれば、正しいやり方で1コンテンツずつ、きちんと積み上げていくと、サイト全体でアクセスを増やせる方法です。
それでは、具体的なロングテールキーワードの探し方~選定方法に移りましょう!
ロングテールキーワードの探し方【実例&ツールあり】
ロングテールキーワードの探し方~検索上位に押し上げるまでの4STEPが下記になります。
①ビッグキーワードを決めて、関連語を探す
②検索ボリュームは気にせず、ロングテールキーワードのコンテンツを作成
③ロングテールキーワードの順位動向を分析
④3ヶ月後に伸びてきた記事をリライト
順番に抑えていきましょう。【ツール&実例つき】
ビッグキーワードを決めて、関連語を探す
まずは、書きたい記事のビッグキーワードを決めます。
ビッグキーワードの決め方は自由ですが、下記の3つが特におすすめ。
・好きなジャンルに関連したキーワード
・得意ジャンルに関連したキーワード
・話題のキーワード
今回は、「動画配信サービス おすすめ」(月間検索数 約10000万)
というビッグキーワードを例に解説します。
ビッグキーワードが決まったら、「ラッコキーワード」というツールに狙うキーワードを入力します。
すると、そのキーワードに関連した検索ワードがたくさんでてきます。
その中から気になったキーワードを「キーワードプランナー」に入れて
検索ボリュームや競合性をチェックします。
ラッコキーワードとキーワードプランナーの具体的な使い方は、下記記事を参照ください。
良さそうなキーワードを見つけたら、google検索で1ページのサイトを覗いてみましょう。
この時に、半分以上を個人ブログが占めていたらチャンスありです。
半分以下だった場合は、競合が強すぎるので再度他のキーワードを探しましょう。
例として、3つのロングテールキーワードを選出してみました。
・「動画配信サービス ドラマ おすすめ」
・「動画配信サービス おすすめ アニメ」
・「動画配信サービス おすすめ 安い」
ポイントは、最初に決めたビッグキーワードも盛り込んでいる所です。
ビッグキーワード+〇〇というキーワードを選出しておくと
後々、ビッグキーワードでの検索上位も期待できますよ。
検索ボリュームは気にせず、ロングテール記事を作成
ロングテールキーワードを探していく中で
検索ボリュームが10~100など、かなり少ない記事もでてきます。
こんなキーワードで検索1位とっても意味ないでしょ。
という風に思いそうですが、全くそんなことはありません。
検索ボリュームの少ないロングテール記事でも、1位を量産できればアクセスはもちろん、収益やドメインパワーが上昇します。
また、狙ったキーワードで上位を取ることができれば、意図していなかった別のキーワードから思わぬアクセスを取れることも多いですよ。
ロングテールキーワードの順位動向を分析
ロングテールキーワードで記事を作成できたら、記事の質を客観的に測るために、狙ったキーワードの順位推移を記録していきましょう。
これによって、ロングテール記事の検索順位を伸ばすコツを見つけることができます。
具体的には、検索順位チェックツールの「GRC」を使います。
特徴や使い方は下記の記事を参照ください。
3ヶ月後に伸びてきた記事をリライト
順位チェックツール「GRC」で伸びてきた記事は、記事更新から3ヶ月後を目安にリライトしましょう。
リライトする際のコツは、伸びてきたキーワードで検索上位にある記事にあって、自分の記事にない情報を追加すること。
リライトで記事の質を高めることで、さらなるアクセスUPが見込めます。
ロングテールキーワードでSEO対策を行おう
今回は、ロングテールキーワードとは何なのか。そのメリット~探し方を解説しました。
・ロングテールキーワード戦略は、歴の浅いアフィリエイターほど大切なSEO対策
・ロングテール×検索意図を理解して、ニーズに応える記事を書こう
・探し方が甘いと、検索上位を勝ち取れないので注意
・即効性は無いが、確実性があるので地道に積み上げていこう
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント