・サイトの滞在時間のこと教えて欲しい
・SEOとは関係あるの?
・伸ばし方も知りたい
今回はこんな疑問にお答えします。
サイトの滞在時間は、ブログを訪ねてくれたユーザーが、どのくらいブログを見ていたかを表す指標になります。
記事の文字数にもよってきますが…
・滞在時間が短い→すぐに離脱される低品質なサイト
・滞在時間が長い→ユーザー満足度の高い高品質なサイト
こんな風に、Googleの検索エンジンが理解するのでSEO(検索順位)にも
大きく関わってきます。
けれども、改善することが難しいのも事実です。
そこで、今回は僕が滞在時間を1分ほど伸ばすために実際に行った8つの方法を紹介していきます!
✔CONTENT
・サイトの滞在時間(平均セッション)とSEO
・サイトの滞在時間を伸ばす8つの方法
・サイトの滞在時間はリード文で決まる
サイトの滞在時間(平均セッション)とSEO
サイトの滞在時間は、アクセス数やブログの収益に比べると疎かにされがちですが、実際はSEOと深く関係があるので、アクセスや収益にさえ影響を及ぼします。
そんな、「サイト滞在時間」の仕組みを理解していきましょう。
サイトの滞在時間(平均セッション)とは?
「滞在時間」は、ユーザーがブログを訪ねた際に
ページやサイトに滞在していた時間のことを指します。
✔間違えやすいので要注意
「平均セッション時間」:ユーザーが一度サイトを訪ねた際に、滞在する時間
「平均ページ滞在時間」:ユーザーが特定のページに滞在した時間
つまり、「平均セッション時間」が伸びた場合は
ユーザー1人あたりのサイトに滞在する時間が伸びたということ。
「平均ページ滞在時間」が伸びた場合は
ユーザー1人あたりが各ページに滞在する時間が伸びたということになります。
(なお、どのページの記事が伸びたかも分析可能)
意味合いは似ていますが、異なる指標なので、注意しましょう。
サイトの滞在時間とSEO
Googleの発言を踏まえると、ブログの滞在時間が、直接的にSEO(検索順位)と関係することはありません。
ただ、部分的に活用したり今後アップデートで変わる恐れありそうな予感。
また、下の具体例を見ると…
項目名 | 文字数 | 滞在時間 |
---|---|---|
ブログA | 3000文字 | 30秒 |
ブログB | 3000文字 | 2分 |
明らかに、ブログBの方が質が高いサイトであと言えるでしょう。
Googleも、「ユーザーからの満足度」が高い記事を優遇するアルゴリズムなので、滞在時間に目を向けることは、間接的なSEO対策として大切です。
サイト滞在時間の目安
サイトの滞在時間(平均セッション時間)は、目安として1分30秒を超えられるように努力しましょう。(理想は2分超え)
というのも、トップアフィリエイターさんの平均がその辺りだという結果がでているため。
また、各ページの滞在時間は文字数によっても変わりますが
2000文字-2分
3000文字-3分
5000文字-5分
辺りを目安にしていくと良いでしょう。
ただ、各ページの滞在時間はブログの中身(さっと読める内容か否か)にもよるので、基本的には、サイトの滞在時間に注力しましょう。
ということで、サイトの平均セッション時間(サイト全体の滞在時間)を伸ばす方法に移ります。
サイトの滞在時間を伸ばす8つの方法
サイトの滞在時間を伸ばすために、僕が行った具体的な対策が下の8つです。
・検索意図に沿った記事作り
・サイトの質を上げる
・サイト内のコンテンツを増やす
・スペースを適宜いれる
・装飾でメリハリをつける
・目に留まる画像を活用する
・内部リンクを充実させる
・漢字の多用はしない
順番に見ていきましょう。
検索意図に沿った記事作り
まず一番大切なことが、記事タイトルに合った本文になっているかです。
というのも、記事が検索意図に合っていないと離脱者が増えるので、サイトの滞在時間が減ってしまうため。
例えば、「ブログ 伸ばし方」というキーワードで検索結果にでた記事をクリックした際に、記事の内容がYouTubeの伸ばし方について細かく書かれていたら
ユーザーは、「思っていた内容と違う」と感じて即離脱してしまいますよね。
上は極端な例ですが、つまりは、きちんとユーザーの検索意図にあった記事を書こうということです。
検索意図の詳細については、下の記事を参照ください。
サイトの質を上げる
単純ですが大事ですね。
記事の中身が薄いと、当然ですが読まれません。
記事の「読みやすさ」・「分かりやすさ」は、滞在時間に大きく関わっていきます。
自身のない方は、当ブログの「ブログ初心者」というカテゴリーでも、記事の質を高める方法に触れているので、併せて参照ください。
サイト内のコンテンツを増やす
質が大切であると同時に、量もとっても大切です。
サイト滞在時間(平均セッション時間)は、訪問したユーザーの滞在時間を意味するので、見られる記事自体が増えると、滞在時間も伸びますよね。
ただ、関連した記事を作成したり上手く内部リンクで繋ぐなど、工夫が必要になってくることは、理解しておく必要があります。
量の目安としては、1カテゴリーに20記事は書きましょう!
スペースを適宜いれる
ブログ記事をしっかり見てもらうためには、スペースを有効活用しましょう。
その効果は、特にスマホだと歴然です。
ブログ記事を読みやすくするべき理由は、平均滞在時間(平均セッション時間)に大きく影響するため。また、スマホの場合だと文章間のギチギチ感がよりでてしまいます。
上の文を見ると明らかですよね。
行間には最新の注意を払いつつ、記事を書いていきましょう。
目安としては、PCの編集画面で2~3行目に突入した辺りで改行という感じです。
装飾でメリハリをつける
どれだけ本気で書いた記事でも、きちんと読まれる部分は50%もありません。
だからこそ、「ここはきっちり読んでほしい」という箇所は、マーカーや太字でアピールしていきましょう。
要点を強調することで、読者の理解度を高めることができると、記事を理解できずに離脱する人が減るので、滞在時間も伸びていきます。
目に留まる画像を活用する
先ほどの「装飾でメリハリをつけよう。」という話と少しかぶりますが、ユーザーの目を止める方法として画像も有効です。
基本的に読者は流し読みをしているので、目を引くおしゃれな画像をh2タグ下に入れていきましょう。
また、図解を載せてユーザーの理解度を高めることも効果的ですよ。
内部リンクを充実させる
内部リンクが無い、あるいは低品質だと1度に1つしか記事を見てもらえないので、当然、サイトの滞在時間も短くなってしまいます。
そのため、他の関連記事への内部リンクも充実させていきましょう。
とはいえ、ただリンクを貼ればOKという訳ではありません。
詳しくは、下の記事で解説しているので興味ある方は参照ください。
漢字の多用はしない
漢字が続く記事は大変可読性が悪いので注意が必要。
上のように漢字の割合が多いと、とっても見にくいですね。
漢字とひらがなのバランスも取りつつ、記事は書いていきましょう。
どうしても漢字が続いてしまう時は、句読点を使ってゆとりを作ると見やすくなりますよ。
サイトの滞在時間はリード文で決まる
先ほど話した内容は、主に記事全体における滞在時間を伸ばす対策でした。
ただ、実は一番ユーザーが離脱しやすいポイントが記事の「リード文(導入部分)」です。
ということで、読者を離さないリード文の書き方を抑えておきましょう!
結論ファーストで書く
記事で解説する内容は、リード文で書きましょう。
たまに、結論をもったいぶって最後の方で紹介する方がいますが
読者はリード文を見て「この記事は自分にとって価値があるか」を判断します。
そのため、記事の内容や読むメリットを冒頭でしっかり説明しないと
離脱して他のブログに移ってしまう可能性が高いです。
コンパクトに仕上げる
また、リード文の長い文章は嫌われます。
コラム記事であれば全く問題ありませんが
SEO流入を狙う記事の場合は、できるだけ簡潔に記事の要点を伝えましょう。
読者に少しでも負の感情を持たせてしまうと、ゲームオーバーです。
サイトの滞在時間(平均セッション)を伸ばしてSEO対策を万全に
今回は、サイトの滞在時間(平均セッション)を伸ばす方法について解説しました。
・読みやすさ、見やすさに徹底的にこだわる
・画像や装飾を使って、読者の目を止める
・内部リンクを充実させて、他の記事への誘導も狙う
・リード文では、記事の内容や読むメリットを簡潔に伝える
サイトの滞在時間は、SEOにも間接的に影響してくるので
Googleアナリティクスを使いながら、時々チェックしておきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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