・検索意図(インテント)って何?
・SEOとの関係とか検索意図を調べるツールを教えて
今回はこのような方へ向けて、記事を書きました。
検索意図とは、ユーザが検索する時にどういう意図を持っているか分析することです。
これによって、ユーザの知りたい情報に応える記事を作成できるので、検索順位も上がりやすくなります。
反対に、ユーザーの意図を理解していない記事は離脱率が下がるので、長期的に検索順位が落ちるでしょう。
そこで、今回は検索意図とは何なのかという部分から、意図を調べるツールまで解説していきます。
検索意図(インテント)とは
まずは、検索意図とはどういうものなのか、SEOとの関係性を見ていきましょう。
・検索意図の概要
・検索意図とSEOの関係
検索意図(インテント)の概要
検索意図とは、ユーザーが何を求めて検索しているのかを表します。(別名:インテントとも呼ばれる)
例えば、「東京 観光 子供」というキーワードでgoogle検索するヒトであれば
意図は、子供と一緒に遊べる東京の観光スポットがまとまっている記事であり、検索しているのは、お父さんorお母さんだと分かりますよね。
これをきっちり踏まえておくことで、ユーザーの検索目的に応える記事が書けるわけです。
つまり、ユーザビリティの一貫として重要な対策になります。
ユーザビリティって何?
となった方は、こちらでユーザビリティについて解説しているので参照ください。
検索意図とSEOの関係
では、SEOと検索意図にはどんな関係があるのでしょうか?
これは、googleの下記の文面を見るとその効果が分かるかと思います。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用元:googleが掲げる10の事実
このように、googleはユーザー第一主義で検索エンジンの最適化を行っています。
つまり、検索意図に向き合った記事=ユーザに焦点をあてた記事が検索上位にくるのは必然というわけです。
間違ってもキーワードを記事内で必要以上に使って、ユーザーの可読性を下げるのはやめましょう。
4種類の検索意図(インテント)でSEOを最適化
それでは、具体的にユーザーはどういった種類の検索意図を持っているのか確認しましょう。
・検索意図①「その情報を知りたい」
・検索意図②「その場所に行きたい」
・検索意図③「それをやってみたい」
・検索意図④「それを買ってみたい」
検索意図①「その情報を知りたい」
1つ目は、ユーザが知りたい情報を求めて検索を行うパターンです。
例えば、「〇〇とは」「〇〇原因」「〇〇歴史」といったノウハウ系の記事ですね。
このような意図を持ったユーザーは、正しく詳しい情報を手に入れたいという願いを持っています。
そのため、記事の正確性を高める工夫(例えば、実績や情報源をのせるなど)をすることが大切です。
また、+アルファで知っておきたい関連情報を内部リンクで載せておくと、サイト回遊性も上がるので良いですね。
検索意図②「その場所に行きたい」
2つ目は、その場所に行きたいという気持ちを持ったユーザーです。
例えば、旅行系の記事に多い「〇〇 行き方」「〇〇 レストラン」といったのがありますね。
こうしたキーワードでは、マップやかかる費用の情報をきっちり盛り込みましょう。
ユーザーがその場所で困らないように、詳しく情報を載せておくのが大切です。
検索意図③「それをやってみたい」
3つ目は、何かやりたいことを達成するために検索するユーザーです。
例えば、「〇〇 方法」・「〇〇 作り方」といった具合。
この場合は、画像や動画も活用しながら、分かりやすく説明する意識が大切です。
これくらいは、考えたらわかるだろうという部分まできっちり説明しましょう。(小学生でも分かるのが理想。)
検索意図④「それを買ってみたい」
4つ目は、文字通り買いたい商品やサービスについて検索するユーザーです。
例えば、「〇〇 本」「〇〇 学習アプリ」など。
購買とかかわってくるので、アフィリエイターさんも力を入れてる所だと思います。
ここで大切なのは、とことん公平に商品やサービスを紹介することです。
変に1つの商品を押すと、ユーザーの不信感を買うので、成約にも繋がりません。
デメリットや買ったヒトの評判(SNSなどを参照)もきっちり盛り込みましょう。
その上で、各商品の違いを明確に載せておくと、ユーザーの選択への不安が減るのでオススメです。
検索意図を推測できるツール
せっかく検索意図のしくみが分かっても、書きたいキーワードの検索意図を把握してなければ意味がありません。
ということで、ユーザが持っている検索意図を推測するツール紹介に移ります。
・キーワードプランナー
・Yahoo!知恵袋
・検索結果の上位10ページを分析
・SNS
キーワードプランナー
キーワードプランナーは、検索意図を探すには持ってこいの無料ツールです。
例えば、「カナダ レストラン」と検索すると関連したキーワードが下記のようにズラリとでてきます。
これを見ることで、「カナダのレストランを探している」という検索意図をより細分化できますよね。
キーワード選定というSEO対策で必須な作業にも活用できるツールなので、必ず導入しておきましょう。
詳しい登録法は、下記で紹介しているので良かったら参照ください。
Yahoo!知恵袋
こちらは、Q&Aサイトとして有名ですね。
たくさんのユーザーが悩みを投稿しているので、検索意図を見るにはもってこいの場所です。
使い方は、簡単です。
①上記の検索画面に自分が書きたい記事のキーワードを入れます。
②すると、下に関連したユーザーの悩みがでてくる。
でてきた質問は、キーワードに関連した悩みなので、それを解決する内容を盛り込むor別の記事でおぎなうことで、ユーザビリティが向上しますよ。
検索結果の上位10ページを分析
これは特に、ブログ初心者にオススメの方法になります。
キーワードで上位表示されている記事は、googleから高く評価されているので検索意図を満たした記事の可能性が高いです。
なので、ユーザーにとって必要な情報が見つかったら、自分の記事にも盛り込んでいきましょう。
SNS
SNSもユーザーの悩みや疑問を見つける場所として有効です。
特に新しい情報は、twitterから広まっていくことが多いので、トレンド記事の検索意図はここから入手しましょう。
検索意図に向き合うことこそ最強のSEO対策です
今回は、検索意図(インテント)とは何なのか。また、意図を見つけるツールについて解説しました。
・検索意図への意識は、SEO・ユーザビリティ両面で大切。
・ユーザーが検索をする目的は「知りたい・やりたい・行きたい・買いたい」のどれかに当てはまる。
・ツールとしては、キーワードプランナーやYahoo知恵袋が便利。
・トレンドキーワードへの検索意図はSNSで見つけよう
検索意図を学ぶことは、記事の質を上げるために大切です。
きっちり検索意図を抑えられた記事は
「強調スニペット」という形で検索順位で優遇されることも。
詳しくは、下の記事を参照ください。
記事を書きまくってから後悔しないように、今日から意識して記事に取り組みましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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