・プライバシーポリシーって何
・書き方とか設置方法を詳しく教えて
このような要望にお応えします。
プライバシーポリシーは、アフィリエイトサイトを行う場合、設置したほうがSEOに有利に働くページとなります。
理由は、プライバシーポリシーを設置することで、訪問して頂いたお客様に安心を与えることが出来るからです。
また、ASPを利用している方は、プライバシーポリシーで免責事項も設定しておく必要があります。
こちらは、あなたが紹介した商品・サービスに欠陥があった場合に、あなたを守ってくれる大事な項目になります。
今回はアフィリエイターが設定しなければならないプライバシーポリシーの書き方と設置法を紹介します。
※記事のテンプレも載せるので、5分足らずで設置まで行えますので、まだ設置を行えていない方は、この機会にプライバシーポリシーを設置しましょう。
本記事を参考にすると、個人情報や商品紹介で起きる責任問題、著作権といったトラブルを回避することが出来ます。
✅記事の内容
・プライバシーポリシーとは
・サイトのプライバシーポリシーに併せて
盛り込む要素
・プライバシーポリシー
【書き方&設置方法】
サイトにおけるプライバシーポリシーとは
まずは、プライバシーポリシーが何なのか見ていきましょう。
プライバシーポリシーとは、「ウェブサイトを運営するに当たって、取得した個人情報をどのように扱うかを記載したもの」のことです。
詳細については、公益社団法人の日本協会で詳細に述べられていたので以下をご参照ください。
「プライバシーポリシー」とは、個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したものをいいます。
すべてのウェブサイトに必要なものではありませんが、個人情報を収集するサイトの場合は、プライバシーポリシーの制定と明記が必要とされています。
具体的には、以下の内容を有するウェブサイトが対象になります。
- 商品や各種サービスの申込み、確認
- 懸賞・クイズへの応募
- カタログ・資料請求
- 会員制サイトへの登録や入会
- イベントの参加申込み、施設の利用申込み
- メールによる問い合わせ、照会や意見募集
- 電子会議室や掲示板
- メルマガ等の配信登録
- クッキーによるユーザー識別やアクセス情報の収集
- その他、何らかの形で個人情報を収集するもの
参照:日本広報協会
アフィリエイターが、このプライバシーポリシーを設定しなければならない理由を見ていきましょう。
プライバシーポリシーの設置理由
なぜアフィリエイターがプライバシーポリシーを設置する必要があるのでしょうか。
個人情報なんて取得したつもりない!
はじめは僕もそう思っていました。
しかし、多くのアフィリエイターが使っているお問い合わせフォームとアクセス解析ツールが個人情報の取得に該当します。
例えば、お問い合わせフォームの場合は「メールアドレスと名前」。
googleアナリティクスだと「住所や使用機器、年齢」等のデータを取得しています。
プライバシーポリシーの設置を通して、「集めた個人情報を大切に保管し、不用意に扱わない」とサイトで明示する義務があります。
プライバシーポリシーの設置は、個人情報のトラブルを防ぐだけではなくサイトの信頼性という観点からSEO対策にもなるので必須です。
では、続いてプライバシーポリシーに併せて盛り込みたい2つの要素を解説します。
サイトのプライバシーポリシーに併せて盛り込む要素
・免責次項
・著作権
トラブルに巻き込まれないためには、上記の2つもプライバシーポリシーに盛り込む必要があります。
順番に見ていきましょう。
免責次項
免責次項とは、あなたのサイトを訪問したユーザーに不利益が生じた際に備えて
「○○の条件下で不利益が生じた場合は、一切責任を負いません。」と明示しておくことです。
あなたが紹介した商品やサービスを購入したサイト訪問者が、100%満足するということはありません。
そのような場合に、
サイト運営者に勧められたものを購入したけど、効果なかった!
と、クレームを言われないためにも、大切な項目になります。
何かしらの商品やサービスを紹介する(ASP)をやっている人は必ず記載する必要があります。
なお、ASPはアフィリエイターが収益を拡大する上で必要不可欠なツールです。
詳しく知らないという方は、先に下記記事を参照ください。
話を戻して、免責事項というのは、具体的に下記のような感じです。
当サイトに設置してあるリンクやバナーから他のサイトに移動された場合、移動先のサイトで提供される情報やサービスに関する責任は一切負いません。
もう1つ、プライバシーポリシーに記載しておきたい項目が著作権です。
著作権
著作権の問題も被害者や加害者として関わる恐れがあるので、キチンと対策しておきましょう。
具体的な記載例は下記に示しておきます。
・自分の著作権を守るために
「自分が作成している記事やオリジナルの写真、動画を無断で転載しないでください」
・著作権の問題に絡まれないように
「当サイトで載せている画像や動画の著作権・肖像権などはそれぞれの権利者に帰属します」
著作権の侵害は、罰金やサイト停止に追い込まれる可能性があるのでくれぐれも注意が必要です。
詳しくは、下記の記事を参照ください。
必要な要素とその理由が分かったところで、免責事項と著作権を含めたプライバシーポリシーの書き方と設置方法を見ていきましょう。
サイトのプライバシーポリシーの書き方&設置方法
【コピペOK】
プライバシーポリシーを書く場所
まずは、プライバシーポリシーを記入する場所まで行きましょう。
①ダッシュボード画面の固定ページを開きます。
②新規追加を選択
③パーマリンクを、privacyと設定
次に紹介するテンプレートを貼りつけて、自分なりのプライバシーポリシーを作っていきましょう。
テンプレート【コピペOK】
早速ですが、先ほど開いた固定ページに下記の内容をコピペしましょう。
(下記のテンプレは雛形と呼ばれるものなので、コピペして活用しても問題ありません)
①個人情報の利用目的
あなたのサイト名(以下当サイト)では、メールでのお問い合わせ、メールマガジンへの登録などの際に、名前(ハンドルネーム)、メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合がございます。
これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。
②個人情報の第三者への開示
当サイトでは、個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。
・本人のご了解がある場合
・法令等への協力のため、開示が必要となる場合
個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止
ご本人からの個人データの開示、訂正、追加、削除、利用停止のご希望の場合には、ご本人であることを確認させていただいた上、速やかに対応させていただきます。
③広告の配信について
当サイトは第三者配信の広告サービス「Google Adsense グーグルアドセンス」を利用しています。
広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するためにCookie(クッキー)を使用することがあります。
Cookie(クッキー)を無効にする設定およびGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご覧ください。
また、当サイトでは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookie(クッキー)を設定したりこれを認識したりする場合があります。
④アクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。この規約に関して、詳しくはここをクリックしてください。
⑤当サイトへのコメントについて
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。
これはサイトの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
・極度にわいせつな内容を含むもの。
・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
⑥免責事項
当サイトで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属致します。権利を侵害する目的ではございません。記事の内容や掲載画像等に問題がございましたら、各権利所有者様本人が直接メールでご連絡下さい。確認後、対応させて頂きます。
当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
マーカーを付けたところは、あなたのサイト名に書き換えてください。
また、③~⑤は使用していなければ省いていただいて大丈夫です。
適宜自分に必要な情報は追加して、オリジナリティの高いプライバシーポリシーの制作に努めてください。
最後に記事の公開ボタンを忘れずに押しましょう。
サイトに設置する
最後に、公開した記事を見てもらえるように導線を作りましょう。
プライバシーポリシーは、フッター(サイトの1番下)に設置するのが一般的です。
設置方法
「カスタマイズ」⇒「フッター設定」に移る
フッターの項目のテキストに「プライバシーポリシー」と入力。
その下のリンクを変更という部分に先ほどの記事で設定した「パーマリンク(https何たら)」を入力。
テーマによって操作方法が違う恐れがあります。
上のやり方でできない場合は、「フッター,設定」等でググって見ましょう。
これで、すべての操作が終了です。
サイトにプライバシーポリシーは必須です
今回の記事をまとめると、
・プライバシーポリシーは、サイトの信頼性を保持するためにも必要
(SEO対策としても)
・先ほど紹介した免責事項と著作権を盛り込む(基本コピペOK)
・フッターなどに設置するところまで忘れずに
サイトを長くやっていくのであれば、サイトの規則はきちんと守りましょう。
今回紹介したプライバシーポリシーも設置しておくことで、トラブルがあった時の解決手段となります。
健全なサイト運営を続けることで、結果的にサイトの評価も上がります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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