WordPress(ワードプレス)でnoidex設定するには?
noindex 設定は、SEO対策する上で欠かせない作業の1つです。
今回は、WordPressでのnoidex設定方法について解説します。
「サイトを作っている途中なので、インデックスしてほしくない」
「古いページを残しておきたいけれど、表示はしたくない」
「内容が薄いページや、他のページと類似したページがある」
このように“検索エンジンにインデックスして欲しくない時”に使うのが、noindex設定です。
こちらのページではWordPressでnoindexする方法についてご紹介します。
noindexとは?
「noindex」は、検索エンジンに「このページはインデックスしないでね」と伝える設定のことです。
なぜnoindex設定するのかというと、2011年2月にGoogleが「低品質なサイトの掲載順位を下げる」と発表したからです。
低品質なサイトとは、検索ユーザーが求めている情報とは違ったページのことです。
・テストページ
・アーカイブページ
・「検索結果0件」のページ
・タグページ
・重複の可能性があるページ
・古いけれど残しておきたいコンテンツ
・会員サイトなど、特定の人だけが見るページ
上記のページは、検索ユーザーが見たい内容とは違うので、サイトに残しておくと、Googleからの評価を落とすことになります。
なので、noindex設定した方が良いのです。
noindex設定しても、表示される可能性がある
noindexすると、検索エンジンにはヒットしなくなりますが、ページ自体は存在します。
なのでURLを直接入れれば、誰でも見ることができます。
また、noindexを設定しても、Googleが必要だと判断した場合は、検索結果に表示されることがあります。
「noindex」と「nofollow」の違いは?
Googleに評価されたくないページがあるとします。
そのページにnofollowを設定すると、ページ内に貼ってあるリンク先にも検索エンジンが巡回しなくなります。
ですので、noindexにした場合は、nofollowにすることが多いです。
WordPressでnoindexする方法
WordPressのテーマによっては、ページごとにnoindexを設定できる場合もあります。
ですが、そういった設定がないテーマの場合は、プラグインを入れることでnoindexを設定することができます。
1.All in One SEO
All in One SEOなら、noindexの設定をボタン1つで簡単に行うことができます。
All in One SEOの使い方
1.All in One SEOをインストールする
有効化をクリック。
セットアップの画面が出ます。
下にある「ダッシュボードに戻る」をクリックします。
2.noindex設定する
noindexしたいページの編集画面を開きます。
下の方に「AIOSEO設定」という項目があります。
「Advanced」を選びます。
ロボット設定の「デフォルト設定を使用」のチェックを外します。
チェックを外すと、細かい設定をすることができます。
「インデックスなし」にチェックを入れれば、noindexが設定されます。
このようにAll in One SEOを使うと、簡単にnoindexを設定することができます。
All in One SEO の場合、noindex設定以外にもSEOの様々な設定が入っているため、お使いのテーマによっては、相性が悪い場合もあります。
2.WP Custom Noindex Nofollow
もしAll in One SEOが使えない場合は、次にご紹介する「WP Custom Noindex Nofollow」というプラグインもあります。
WP Custom Noindex Nofollowの使い方
1.プラグインをダウンロードする
WP Custom Noindex Nofollowは公式ではないため、まず下記のサイトから手動でダウンロードします。
https://worklog.be/archives/3361
ダウンロードの項目から、ダウンロードします。
2.WPでプラグインをインストールする
左のメニューバーから「プラグイン」をクリックします。
「プラグインのアップロード」ボタンをクリック。
「ファイルを選択」から、先程ダウンロードした「WP Custom Noindex Nofollow」を指定します。
「今すぐインストール」をクリック
「プラグインを有効化」ボタンを押せば、インストール完了です。
3.noindex設定をする
インストールが完了すると、メニューバーに「Noindex Nofollow」の項目が出てきます。
ここでするのは「ページ全体の設定」です。
デフォルトでは
- 「日付アーカイブ」
- 「投稿者アーカイブ」
- 「2ページ目以降」
- 「404ページ」
の4つにチェックが入っていて、すでにnoindexになっています。
さらにカテゴリーやタグをnoindexしたい場合は、チェックを入れます。
(ここにチェックが入ると、個別設定ができないので注意が必要です)
次に、ページごとのnoindex設定をします。
noindexしたいページの編集画面を出します。
右側にNoindex Nofollowの項目があります。
noindexにチェックを入れれば完了です。
indexされているページを削除する方法は?
インデックスされているページをnoindexにしたい場合もありますよね。
その場合は、Googleのツール「Google Search Console」を使って、インデックスを削除することができます。
Googleで「サーチコンソール」と検索すると、1番上に出てきます。
左側のメニューバーに「削除」の項目があるので選びます。
右側の「新しいリクエスト」のボタンをクリック
削除したいページのURLを入力して、「このURLのみを削除」を選択します。
URLの欄には何も入れずに、「このプレックスで始まるURLをすべて削除」を選択します。
インデックス削除には期限がある
ここでご紹介している「インデックス削除」は一時的なものです。
6ヶ月を過ぎると、再びインデックスされることがあります。
ですので6ヶ月の間に、上記でご紹介した方法でnoindexにするか、ファイルを削除するなどの対策をする必要があります。
ワードプレスでnoindexする方法まとめ
ワードプレスのサイトをnoindexする方法についてまとめてみました!
必要のないページをnoindexすることで、Googleに高く評価してもらえるサイトになります。
今回ご紹介したプラグインを使えば、難しい設定をしなくても、簡単にnoindex設定ができますので、ぜひやってみて下さい!
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