・適当にカテゴリ分けしてたんだけどヤバい?
・WordPressカテゴリーとseoの関係を教えて
・ユーザ&googleの評価が上がるカテゴリー階層を作るコツは?
今回はこのような方へ向けて、記事を書きました。
WordPressのカテゴリーは、ユーザビリティとseoの両面で非常に大切です。
けれども、ブログ初心者~上級者に至るまでカテゴリーを軽視しているヒトがちらほらいるのも事実。
(というか情報があまり出回っていない…)
そこで、今回はWordPressカテゴリーとseoの関係から、カテゴリーを正しく階層化する方法を解説します。
✔CONTENT
・WordPressカテゴリーとseo
・WordPressカテゴリーでは階層化を意識
・カテゴリーを階層化する際にやってはいけない事
✔INFORMATION
本記事は、実際に当サイト「クルスのラボ」でカテゴリー実験を行った後
順位チェックツールGRCで順位変動を分析した結果に基づいて作成しました。
そもそも、カテゴリーの設定・編集法をよく知らないという方は下記記事を参考ください。
WordPressカテゴリーの設定&編集法【便利プラグインも】
WordPressカテゴリーとseo
カテゴリーは、ユーザーや検索順位を決めるロボットに記事を分かりやすく伝えるために設定します。
では、そのカテゴリーがseoに与える影響は何なのか?
深堀りしていきましょう。
ブログを検索ロボットが見つけやすくなる
検索順位を決めるロボットは、ブログの構成に基づいて記事を見ていきます。
そのため、構成がロボットに理解しやすいようになっていなければ…
「このサイト・カテゴリーは何を扱っているか分からない」と判断され、検索順位が落ちてしまいます。
ロボットに理解しやすい構成って具体的にどんなもの?
ということで、良い例と悪い例を簡単にご紹介します。
海外旅行というカテゴリーに留学の記事が入っているケース。
「え?このカテゴリーって海外旅行に関する情報をまとめてるんじゃないの?」
「なぜに留学の記事があるんや?」
といった具合にロボットが混乱してしまいます。
一方で、海外という大きい(親)カテゴリーに海外旅行と海外留学という小さな(子)カテゴリーを設けた場合。
「なるほど。このサイトは海外について扱っているな。
その上で、旅行に関するカテゴリーと留学カテゴリーに分かれている訳だ。」
といった風にロボットが正しく理解してくれます。
つまり、記事を正しくカテゴリー分けすることでロボットの負担を減らせるんです。
結果として、ロボットにサイトの情報が正しく伝わるため記事の検索順位が上がります。
これが、seoとカテゴリーの関係です。
ブログをユーザーに見てもらえる機会が増える
カテゴリー分けを丁寧に行うと、アクセス数やサイト滞在時間も増やせます。
これも例を見てもらったほうが早いでしょう。
【旅行】というカテゴリーを読者が見た場合。
「あれ。このカテゴリーにはどんな記事が入っているんだよ…」
「海外旅行なのか、それとも国内?」
このようにカテゴリーの範囲が広いと、どんな記事が中に入っているか想像しにくいですよね。
一方で旅行というカテゴリーが【ハワイ旅行】・【四国旅行】といった具合に分けられている場合。
「おっ、このサイトはハワイ旅行も扱っているのか。」
「ハワイで結婚式を挙げようと思ってた所だし、覗いてみよう!」
カテゴリー内の記事が想像できるため、クリック率が上がるのが見て取れますね。
カテゴリーの具体性を高めることで、ユーザーが他の記事を見てくれる機会が増える。
結果として、googleのサイト評価が上がるので間接的なseo対策にもなります。
WordPressカテゴリーでは階層化を意識
じゃあどんな風にカテゴリーを設定すればいいの?
という話ですが、WordPressのカテゴリーで意識すべきことは「階層」ただ1つです。
google公式が推奨していることからも、その重要性が分かるかと思います。
わかりやすい階層を作成する
一般的なコンテンツからそのサイトで求めている具体的なコンテンツへ、ユーザーができるだけ簡単にたどり着けるようにしてください。
どういうことなのか詳しく見てみましょう。
カテゴリーの階層化とは?
階層化とは、サイトのトップページを先頭に各記事に向けた動線を作ることです。
その動線をスムーズにするためにカテゴリーは活用されます。
このサイトであれば、
カテゴリーは上の5つにしました。
記事はその5つに当てはまるものを考えて作成しています。
この階層構造をいかに分かりやすく作るかがSEOの肝となるわけです。
階層化は早めに決定しておこう
ここまで読まれた方は想像つくと思いますが、サイトの階層は早めに作っておいた方が良いでしょう。
具体的には、以下の3つを固める必要があります。
・ブログの親カテゴリーを何にするか
・子カテゴリーはどうするか
・それぞれのカテゴリーに入れる記事のざっくりした内容と数は?
モノを作るときと同じように、ブログにおいても設計図が大切です。
ヤバい..やみくもに記事を増やしてたかも
という方は、この機会にサイトの設計図を作っていきましょう。
カテゴリーを階層化する際にやってはいけない事
階層化が大切なことは分かりましたが、カテゴリーをいじる際は気をつけないとseoに逆効果の場合があります。
ということで、カテゴリー分けするときの注意点を抑えていきましょう。
・1記事に複数のカテゴリーをつける
・カテゴリー内の記事数がばらばら
・カテゴリー名やスラッグが雑
・内部リンクをカテゴリー外で結ぶ
・ライバルサイトのカテゴリーを無視
1記事に複数のカテゴリーをつける
1記事1カテゴリーの原則を守りましょう。
というのも、複数のカテゴリーに記事をいれても検索ロボットは1つのカテゴリーしか見てくれません。
それどころか、ロボットやユーザーを混乱させかねないので、カテゴリーは関連性の高い1つに決めましょう。
どうしても、複数のカテゴリーと記事をくっつけたい時は「タグ」を使うのがおすすめ。
タグは、階層を作らずに記事を分類できるのでSEOへの影響も少ないです。
カテゴリー内の記事数がばらばら
1つのカテゴリー内に入れる記事数は、極端に偏らないようにしましょう。
というのも、カテゴリー内の記事が増えすぎるとgoogleロボットに負担をかけます。
一方で少なすぎると、低品質なカテゴリーとみなされサイト全体の評価が落ちる危険大です。
とはいえ、すでにカテゴリー間の記事数にだいぶ差がでているお仲間さんは…
・最低1カテゴリーに10記事つっこむ
・1カテゴリー内の記事が増えすぎた場合は、子カテゴリーを増やして分解する
上記の徹底で、カテゴリー間のコンテンツ量を確保しつつ、ロボットが記事を見つけやすくなるのでオススメです。
カテゴリー名やスラッグが雑
細かいですが、カテゴリーの名前やスラッグ(カテゴリーのurl)も気にしましょう。
カテゴリー名は、できるだけ具体的かつ狙っているキーワードである事が大切です。
というのも、漠然とした「旅行」とか「プログラミング」といったカテゴリーだとユーザーに刺さりません。
一方で、「鳥取旅行」や「HTML(プログラミング言語の1つ)」といった子カテゴリーに記事を入れておくと…
鳥取好きのヒトやHTMLを勉強したいヒトに刺さるので、クリック率が上がります。
するとアクセス数が増えるので、結果的にサイトのseo力も向上します。
スラッグ(カテゴリーurl)は、googleに正しくカテゴリーの内容を伝えるために大切です。
意識していなかった方は、カテゴリーurlを今一度みなおしておきましょう。
内部リンクをカテゴリー外で結ぶ
大前提として、検索順位を決めるロボットは内部リンクも辿っていきます。
そのため、書いた記事と内部リンク先の記事の関連性は検索順位に強い影響を与えます。
つまり、カテゴリー外すなわち「関連性の低い」記事と内部リンクをつなぐと、seoに悪影響が生じるということ。
結ぶとしても比較的に関連性の高い「子カテゴリー」同士にしましょう。
※特化ブログの場合は例外
特化ブログの場合、カテゴリー間の関連性も比較的に強いのでそこまで気にしなくて大丈夫でしょう。
ライバルサイトのカテゴリーを無視
そんなこと言われたら、もうカテゴリーなんて選べないよ!
そんな方は、ライバルサイトというお手本を参考にしてみましょう。
具体的には、twitterを使って同ジャンルを扱ってる方のサイトを見ればOK。
ない場合は、google検索で上位にでてきたサイトを参照しましょう。
3人くらいカテゴリーの使い方を分析すると、共通点が見えてきますよ。
なお、カテゴリーの具体的な編集法(一括編集のやり方も)は下記にまとめています。
カテゴリー設定の際にお役立てください!
WordPressカテゴリーの編集法(一括・並び替える方法も)
WordPressカテゴリーを階層化してSEOに強くしよう
今回は、WordPressカテゴリーとseoの関係について解説しました。
・分かりやすい階層化がseoとユーザービリティに好影響を与える
・内部リンクは基本的に同カテゴリー内でつなぐ
・分からなかったら同ジャンルのアフィリエイターを参考にしよう
最後までお読みいただきありがとうございました。
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