アフィリエイトを始める場合、ブログでの収益化が最もオーソドックスな方法です。
初心者さんにとっては、手軽に始められるということで、無料グログからはじる方が非常に多いようですが、アフィリエイターの間では独自ドメインを使用しワードプレスでブログを立ち上げる方法が主流になっています。
実際のところ、ブログアフィリエイトで本格的に稼いでいくには、無料ブログとワードプレスとどちらの方がより確実に稼ぐことができるのか。
そこで、今回はそれぞれのブログのメリット・デメリットを確認しながら、それぞれのブログの優位性を考察してみたいと思います。
無料ブログのメリットとデメリット
無料ブログを使ってアフィリエイトを行った場合のメリットとデメリットについて確認します。
メリット
無料ブログのメリットには
- 無料で始められて、維持費もかからない
- 初期のSEOが強い
- 初期のインデックス速度が早い
- 検索結果以外にもブログ内ランキングなどからのアクセスが見込める
- 操作が簡単
などがあります。
無料で始められて、維持費もかからない
これからアフィリエイトを始めようとしている方にとっては、海の物とも山の物ともつかないものにお金おかけるのは、かなりの勇気がいります。
そういう方にとって、初期投資のリスクが無い分、手軽に始めやすいので、費用が一切かからないと言うのはとても大きなメリットになります。
初期のSEOが強い
無料ブログサービスのサイトはGoogleから高い評価を受けており、ブログパワーがかなり強いです。
そして、無料ブログのドメインは無料ブログサービス会社のサブドメインで構成されているため、いくらかのドメインパワーを受けているので、初期の独自ドメインブログと比較すると上位表示しやすくなっています。
ということは、はじめのうちは多くの検索ユーザーに自分のブログを見てもらえる可能性が高いということです。
インデックス速度が早い
インデックス速度が早いとは、記事を投稿したあと検索結果に反映されるのが早いということです。
ブログサービスのサイトや無料ブログには沢山のリンクが貼られているので、クローラー(※)の巡回経路が沢山あり、ブログサービスから自分のブログに巡回する頻度が多くなります。
その結果、新しい記事もすぐに見つけてもらいやすくなります。
(※)クローラーとはネット上のサイトを巡回するロボットのことで、クローラーが自分の記事を見つけてくれることにより検索結果に反映されます。
記事を投稿してから早ければ数十分からその日のうちに検索結果に反映されるので、その日のうちに初報酬を得ることも可能です。
検索結果以外にもブログ内ランキングなどからのアクセスが見込める
無料ブログサービス内のブログランキングやおすすめのブログなどで自分のブログを観てもらえる機会があるので、上手に活用すればそこからのアクセスが集まる可能性があります。
操作が簡単
文字修飾、画像挿入など、記事編集が直感的に行えるので、初心者さんにとっても非常に使いやすいです。
デメリット
無料ブログのデメリットには
- ブログが削除される可能性がある
- ブログサービスが閉鎖する可能性がある
- SEOがほとんど初期のままで強くならない
- カスタマイズがしづらい
- アフィリエイト自体に規制がある
- 広告が入る
などがあります。
ブログが削除される可能性がある
無料ブログサービスの規約に違反すると、予告無くブログは削除されます。
もちろん、ルールを守って運営していれば問題は無いのですが、認識不足で本人にその自覚がなくとも違反が発覚した時点で、今まで書きためてきた記事が全て削除されてしまいます。
私自身もFC2ブログで、スパム行為と見なされ削除された経験があり、その時はかなり落ち込みました。
そのようにならないためにも、規約はしっかり確認しておく必要があります。
ブログサービスが閉鎖される可能性がある
無料ブログはその運営会社に依存していますので、運営会社が潰れたり、事業の縮小や経営方針の変更などにより、ブログサービスが閉鎖されてしまうと、今までの努力が全て水の泡になってしまいます。
ブログアフィリエイトの場合、どれだけ稼げていてもブログが無くなってしまえば、収入もゼロになってしまいますので、10年、20年のスパンで稼ぎ続けるには、とても大きなリスクとなります。
SEOがある程度までしか強くならない
内部SEO対策がしづらいので、初期のドメインパワーからの増強はほとんど期待できません。
そのため、ある一定の期間がすぎれば検索結果の順位は独自ドメインブログに逆転されます。
また、記事更新をやめてしまうと、あっという間に検索順位が下がってしまいます。
カスタマイズがしづらい
ブログのデザイン、記事編集時の機能性、SEO対策などは、ブログサービスの決められた範囲内でしか変更することが出来ません。
アフィリエイト自体に規制がある
無料ブログによっては扱えるアフィリエイトの種類に制限があり、これを守らないとブログは削除されます。
また、規約変更によって今まで扱えたアフィリエイト手法が使えなくなる可能性もあります。
広告が入る
ブログサービス会社は会員の無料ブログに広告を貼ってその広告収入で運営を成り立たせています。
国内のブログサービスのなかには、PC表示の場合はほぼ全ての広告は非表示にすることが出来るところもありますが、スマートフォン表示の場合は複数の広告が入るところがほとんどです。
検索ユーザーの約80%がスマートフォンを利用している現状を考えると、スマートフォンにブログサービスの広告が表示されるということは、本来表示させたいアフィリエイト広告が目立たなくなってしまうので、アフィリエイトには大きなデメリットになってしまいます。
独自ドメイン・WordPressブログのメリットとデメリット
こちらでは独自ドメインのWordPressブログを使ってアフィリエイトを行った場合のメリットとデメリットについて確認しましょう。
メリット
独自ドメイン・ワードプレス・ブログのメリットには
- ブログが育つとSEOが強力になる
- アクセスが極端に減少するような事があまりない
- カスタマイズしやすい
- 削除されることがない
などがあります。
ブログが育つとSEOが強力になる
質の高い記事を安定的に投稿していくことで、Googleからの評価が上がります。
すると、次第に無料ブログより上位表示が出来るようになり、記事投稿を続けておよそ3ヶ月目ぐらいからアクセスが集まり始めるようになります。
※投稿した記事の質が悪い場合、Googleからの評価は高まらないばかりか、むしろ役に立たないブログと判断され評価は下がってしまいますので、いつまでたっても上位表示することはありません。
アクセスが極端に減少するような事があまりない
一旦、ブログパワーが付いて上位表示することが出来るようになれば、程々の記事更新でもよっぽどのことがない限りは、順位が下がってアクセスが極端に減ることがありません。
カスタマイズしやすい
ワードプレスには機能を拡張するためのプラグイン(※)というものが豊富にあり、プラグインを利用することで、画像や動画の編集、内部SEO対策、セキュリティ対策など知識がなくても簡単に理想のブログを作ることが出来ます。
(※)プラグインとはワードプレスの機能を拡張するするためのプログラムで、スマホのアプリのようなものです。
削除されることがない
自らの意志で閉鎖しないかぎり、削除されることがありません。
正しい方法で、記事投稿を継続していけば、いずれあなたの資産ブログになっていきます。
デメリット
独自ドメイン・ワードプレス・ブログのデメリットには
- 初期費用、維持費がかかる
- ブログを立ち上げるまでが大変
- 初期SEOが無料ブログよりも弱い
などがあります。
初期費用、維持費がかかる
独自ドメインのワードプレスブログを立ち上げるには、独自ドメインとレンタルサーバーが必要になります。
独自ドメイン代とレンタルサーバー代合わせて年間10,000円弱の費用が必要になります。
ブログを立ち上げるまでが大変
独自ドメインの設定、レンタルサーバーの設定、ワードプレスのインストール、プラグインの導入など、ブログを立ち上げるための作業が沢山あります。
初期SEOが無料ブログよりも弱い
ブログを立ち上げたばかりの段階では、ドメインパワーもブログパワーもゼロの状態なので、ある程度のドメインパワーがある無料ブログには勝てません。
およそ2ヶ月間は殆どアクセスが集まらないので、この段階で辞めてしまう方が少なくありません。
まとめ
ブログアフィリエイトで報酬を得るためには狙ったキーワードで出来るだけ早く上位表示させることが必要になってきます。
これからアフィリエイトを始めようと言う方にとっては、費用が一切かからず、インデックス速度が早い無料グログが早い時期に結果が出しやすく、取り組みやすいと言えます。
しかし、無料ブログには削除などの致命的なリスクがいくつもあるので、長期的な視野に立って、本気で稼ぎたいという方が無料ブログをメインブログにするのは危険です。
ですので、趣味レベルでアフィリエイトをやりたい方は無用ブログを使用するのはよいですが、本気で稼ぎたいという方は独自ドメインのワードプレスをメインブログにし、無料ブログは稼げるキーワードを探すためのテストブログとして利用するのが良いでしょう。
本格的にブログアフィリエイトで稼ぎたいという方は、以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にされてみてください。
●トレンドアフィリエイトの始め方!初心者が最速で月10万円稼ぐための方法を徹底解説
最後に、今回の内容は如何でしたでしょうか。
分かりづらい点や疑問点がございましたら、お気軽にコメントを頂ければ幸いです。
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