MENU

アフィリエイトサイトにペナルティが下る4つの種類

長年アフィリエイトをやっていると、突然検索結果の順位が大きく変動することがあります。

ペンギンアップデートやパンダアップデートなどの大きなアルゴリズム変更による場合もありますが、それ以上にGoogleによるペナルティが原因である場合が多いです。

ペナルティを受けると、SEOキーワードの順位が下がり、収益が激減するため、アフィリエイターにとっては死活問題です。

Googleによるペナルティの種類と対策を知っていれば、上位表示を目指すことができ、いきなりペナルティを受けることはほとんどありません。

ペナルティを受けたくない方は、ぜひ本記事の内容を熟知しておいてください。

  • Googleのペナルティの種類
  • どんな時にペナルティを受けるのか
  • ペナルティを受けないようにするにはどうすればいいのか
目次

Googleが下すペナルティの種類

Googleのペナルティには「リンクペナルティー」、「低品質コンテンツ」、「コピー記事」、「アルゴリズムの変動」の4つがあります。

どのペナルティであってもサイトを圏外にするほどの影響がありますので全て把握しておいて下さい。

リンクペナルティー

外部のリンクサイトと自分のメインサイトやブログを関連付けることを「被リンク」といいます。

外部サイトに自分のホームページのURLを載せて、誘導することも含まれます。

自分で外部リンクを送ることを「自演リンク」といいます。

 

被リンクはGoogleがサイトを評価する重要な指標ですが、明らかに不自然なリンクを受けた場合、ペナルティの対象となることがあります。

また、フィッシング詐欺を行っているような悪質なサイトからリンクを受けた場合、Googleはペナルティを課すので注意が必要です。

低品質コンテンツ

記事などの本文を「コンテンツ」または「サイトコンテンツ」と呼びます。

300文字程度と短すぎる記事、1記事しかない記事、アフィリエイトの広告が多い記事は、低品質なコンテンツとみなされ、Googleからペナルティを受けることになります。

また、サイト訪問者が求めている情報ではない内容や、具体性のない内容で記事を作成すると、Googleの検索エンジンから価値がないと判断され、順位やアクセス数が下がってしまいます。

低品質コンテンツの基準

  1. 文字数の少ない記事
  2. キーワードに対する答えがどこにも書いていない記事
  3. ターゲットキーワードが含んでいない記事

低品質コンテンツに当てはまる記事はnoindex設定をするか削除した方が良いでしょう。

コピー記事

コピペ記事の使用は、Googleからペナルティを受ける可能性が高いです。コピペ記事とは、他サイトの文章をほとんど手を加えずに掲載した記事のことです。

全く手を加えていない記事は、著作権の侵害となり、法的に問題になることがあります。

また、多少文章に手を加えていても、Google検索では元の文章を見抜くことができるため、ペナルティを受けることになります。

 

重複コンテンツに対するGoogleのペナルティは重く、ほとんどの場合は検索結果に表示されることすらありません。

アルゴリズムの変動

ペナルティとは少し異なりますが、アフィリエイトを行う場合、アルゴリズムの変更にも注意が必要です。

「アルゴリズム」とは、Googleが検索結果を決定するための基準や計算方法を指す言葉です。

「パンダアップデート」や「健康アップデート」などが有名で、これらのアルゴリズム変更により、多くの大手企業のサイトが検索結果から外されています。

アルゴリズムの変動に対する対策は、ほとんどありません。

しかし、Googleは検索者を重視したアルゴリズムを作成すると公言しています。

一番の対策は、ユーザーにとって有益なサイトを作ることでしょう。

ペナルティを受けやすいアフィリエイトサイト

Googleからペナルティを受けやすいサイトは、主に4種類あります。

あなたのサイトがガイドラインに違反し、気づかないうちにペナルティを受けることがないよう、よく確認してください。

アフィリエイトリンクだらけのサイト

1つのページに、アフィリエイトリンクをたくさん貼っているサイトは、Googleのペナルティの対象となる場合があります。

Googleはアフィリエイトリンクをユーザーにとって有益でないと判断しており、広告の数が多すぎるとサイトが圏外になります。

また、ファーストビュー(ページを開いたときの最初の画面)をアフィリエイト広告で埋めてしまうと、Googleからペナルティを受ける確率が高くなりますので、ご注意ください。

ネガティブSEOの対象サイト

ネガティブSEOとは、対象となるサイトに悪意のあるリンクを意図的に関連付けることで、検索順位を下げる手法のことです。

サイトを管理していて、順位が急激に下がった場合は、他者によるネガティブSEOの対象になった可能性を考えましょう。

自分のサイトがネガティブSEOの対象になったかどうかは、他者が勝手にリンクを関連づけたため、確認しなければわかりません。

自分のサイトに関連づけられたリンクを確認する方法はありますか?

「Search Console」を使って、被リンクを確認することができます。

悪意のあるリンクが貼られていないかを調べることができますし、拒否することも可能です。

低品質なコンテンツ記事

上記のように、ユーザーが求めているものと違う記事や、具体性のない薄い記事だと、Googleは低品質なコンテンツと判断します。

内容の薄い記事10本よりも、オリジナリティのある濃い記事1本の方が、Googleからの評価は高くなります。

いかにオリジナリティを高めるかが、今後の検索結果での上位表示につながるでしょう。

パクリサイト

Googleに最も嫌われているのはパクリサイトです。

他のサイトを丸々コピーしたアフィリエイトサイトは、検索結果にも表示されません。

全部コピーしていなくても、文章が完全に同じだったり、記事がありえないほど似ていたりするとペナルティを受けます。

ペナルティーを受けたアフィリエイトサイトの解除方法

アフィリエイトサイトがGoogleからペナルティを受けた場合、どうすればよいでしょうか?

Googleから直接受けるペナルティは2種類あります。「自動ペナルティ」と「手動ペナルティ」です。

手動ペナルティの場合

手動ペナルティとは、GoogleのAIではなく、人間の目視によるチェックで下されるペナルティです。

手動ペナルティは自動ペナルティよりも解除が難しいため、根気強く対応する必要があります。

手動ペナルティを受けたかどうかは、Google Search Consoleで確認することができます。

  • サイトを「Googleサーチコンソール」に登録
  • 「Googleサーチコンソール」の「検索トラフィック」で「手動による対策」を確認
  • 表示されている手動ペナルティを改善したあとに「再審査リクエスト」で審査依頼
  • 改善したとGoogleが判断したらペナルティ解除

といった流れで確認できるでしょう。

ペナルティは解除されるまで3日程度ということもあれば、数ヶ月かかる場合もあります。

また、改善していないとGoogleが判断したらペナルティは解除されません。

1度で解除するのは難しいため「手動による対策」画面に表示された改善内容にしたがって根気よく作業しましょう。

自動ペナルティの場合

自動ペナルティの場合、サイトがペナルティを受けたという通知はありません。

そのため、不自然で急激な検索順位の下落があり、手動によるペナルティがない場合に自動ペナルティが疑われる。

自動ペナルティの原因を特定することは難しく、リンクが多すぎる、アフィリエイト広告が目立ちすぎるなど、さまざまな要因が考えられます。

基本的には、コンテンツの質を見直し、悪質なリンクが張られていないかをチェックしましょう。

また、あなたのサイトと同時に他の人のサイトがペナルティを受けている可能性もあります。そのような場合は、大規模なアルゴリズム変更が行われた場合の最新情報を入手しておくとよいでしょう。

アルゴリズムが下がった場合、サイトを放置することで数ヶ月後に順位が回復したケースもあります。

ペナルティを受けたらすぐに対策を行うのではなく、原因を調査し仮説を立ててから対策を行うのがベストです。

まとめ

質の高いコンテンツを作成し、悪意のあるリンクを避け、アフィリエイト広告を多く掲載しなければ、Googleからペナルティを受けることは稀です。

万が一、ペナルティを受けたとしても、それが手動ペナルティなのか自動ペナルティなのかを見極め、対策を練ることで、早期に状況を改善することができるかもしれません。

近年、アルゴリズムの変更による順位の変動が激しくなっています。

Googleに振り回されることなく、ユーザー本位のコンテンツを作成することで、ペナルティを受ける可能性を低くすることができます。

株式会社アイ・ティー・ワン 代表 吉本 2011年からアフィリエイトを始めて、2014年に法人化。現在まで、多いときは1日26万円ぐらいの報酬もあり。得意分野はSEOアフィリエイト。
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次